固定IPアドレスではどこが固定されるの? - SE入門 VPN編 | SE入門 VPN編

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SE入門 VPN編 | 01月04日更新

固定IPアドレスではどこが固定されるの?

大きく分けてIPアドレスには2つの種類があります。

まず一つ目がプライベートIPアドレスです。
家庭内でLANを組まれている方であればご存知かもしれませんが、機器の一つ一つに割り振られている番号です。
IPアドレスには住所のような役割があり、このプライベートIPアドレスは自宅内における端末の住所を示しています。
ルーターをお持ちであればルーターが自動的に割り振っていることがほとんどです。
もちろんご自身でIPアドレスを設定することもできますが、重複してしまった場合には通信が行えなくなってしまいます。

二つ目のIPアドレスがグローバルIPアドレスです。
こちらのIPアドレスはインターネット上の住所を示しているアドレスとなります。
グローバルIPアドレスに関してはプロバイダから割り当てが行われており、自分以外に同じアドレスを持っている人はいません。
インターネットの接続を切断してしまうと再度接続する際にこのグローバルIPアドレスが変わってしまうこともあります。
固定IPアドレスによって固定されるのはこちらのグローバルIPアドレスです。

少々ややこしいですが固定IPによって固定されるのはグローバルIPアドレス、ということを覚えておくと良いでしょう。

<参考> SIMで固定IPを利用する(モバイル利用)

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